Random.Range()は決められた範囲でランダムな実数を返します。
Random.Range(最小値,最大値)
最小値と最大値がどちらもint型である場合は整数のランダムな値を、どちらか一方でもfloat型の場合は実数のランダムな値を返します。
void Start()
{
int ramdomValue;
float ramdomFValue;
ramdomValue = Random.Range(0,10);
Debug.Log(ramdomValue);
ramdomValue = Random.Range(-10,10);
Debug.Log(ramdomValue);
ramdomFValue = Random.Range(0f,1f);
Debug.Log(ramdomFValue);
}
出力例
とりあえず以下の通りに書いて実行してみよう
void Start()
{
int value = -1;
if(value > 0){
Debug.Log(value + " は正の数");
}
else if(value < 0){
Debug.Log(value + " は負の数");
}
else{
Debug.Log(value + " は0");
}
}
出力例
if文は
「もしも〇〇だったら、これを実行する」 「あるいは☓☓だったら、これを実行する」 「どれにも当てはまらなかったら、これを実行する」
などといったことができます。
基本的な書き方
if(条件){
条件に当てはまる場合の処理;
}
if(条件){
条件に当てはまる場合の処理
}else{
条件に当てはまらなかった場合の処理;
}
if(条件1){
条件1に当てはまる場合の処理;
}
else if(条件2){
条件1に当てはまらず、条件2に当てはまる場合の処理;
}
条件にはbool型の変数を使用し、それがtrue(1)かfalse(0)かでif文の挙動が変わります。
しかし、多くの場合でif文の条件には直接条件を表す式(条件式)を使用します。
条件式には以下の比較演算子を使用します。
==
:等しい!=
:等しくない<
:より小さい<=
:以下>
:より大きい>=
:以上A == B //AがBと等しい時(A=B)、trueを返す
A != B //AがBと等しくない時(A≠B)、trueを返す
A < B //AがBより小さい時(A<B)、trueを返す
A <= B //AがB以下の時(A≦B)、trueを返す
A > B //AがBより大きい時(A>B)、trueを返す
A >= B //AがB以上の時(A≧B)、trueを返す
また、複数の条件式を組み合わせることもできます。()を使用することで優先順位を変更できます。
||
:または&&
:かつA == B || A == C //A=Bの時またはA=Cの時、trueを返す
A == B && A == C //A=BかつA=Cの時(A=B=C)、trueを返す
(A == B || A == C) && B > C //A=BまたはA=Cでかつ、B>Cの時、trueを返す
これにより、
-3 < x < 5を表したいときは
-3 < x && x < 5
y < 4, 6 < yを表したいときは
y < 4 || 6 < y
とすればよい。
i = i + x のような書き方は非常によく使うため、省略形があるということは前述しました。
‣
i = i + x;
i += x;
よく使う i += 1 にはさらに省略形があります。(インクリメント)
i++; //処理を実行してから i += 1 をする
++i; //i += 1 をしてから処理を実行する。
同じく i -= 1にも省略形があります。(デクリメント)
i--; //処理を実行してから i -= 1 をする
--i; //i -= 1 をしてから処理を実行する。
ここでいう処理の違いは以下のような場合に現れます。
int i = 0;
int j;
j = i++; //i=1,j=0
int i = 0;
int j;
j = ++i; //i=1,j=1
単独で使用する場合などはあまり気にしなくても大丈夫です。
とりあえず以下の通りに書いて実行してみよう
void Start()
{
for(int i = 0; i < 10; i++){
Debug.Log(i + "回目の処理");
}
}
for文は、回数を数える変数を利用して、処理を繰り返し実行することができます。
基本的な書き方
for(カウンタ変数の初期値宣言; カウンタ変数の更新条件; カウンタ変数の更新){
繰り返し処理;
}
「;」を忘れないように!
for(int i = 0; i < 10; i++){
処理;
}
このコードの意味は、
最初のiの値は0で、i<10を満たす間 i++ して処理を実行、満たさない場合は終了(計10回実行)
という意味です。
カウンタ変数はあらかじめ宣言しておくこともできます。その値はfor文を終了後も使用することができますが、他のfor文で使用したりすると変更されることになります。
ただし、変数をわかりやすくするためにもfor文内でのみ使用できるように中で宣言することが多いです。また、カウンタ変数には i がよく使用されます。
int i;
for(i = 0; i < 10; i++){
}
Debug.Log(i);
for文は何重かに重複して実行することができます。
int x = 0;
for(int i = 0; i < 5; i++){
for(int j = 0; j < 3; j++){
x++;
}
}
Debug.Log(x);
特定の条件でfor文を強制的に終了させたい場合は break; を使用します。
int x;
for(x = 1; x <= 50; x++){
if(x == 30){
break;
}
}
Debug.Log(x);
複数の同じ型の変数を一つの変数でまとめて扱うことができます。