4日目 - Unity②

実際にゲームを作っていく!

これからRoll a BallというUnityのチュートリアルとして有名なゲームを作っていきます。

これが作れればいろいろなゲーム制作にも応用することができます。

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重要な工程はピンク色にしたいと思います。

ゲームを作るための準備

フォルダを追加する

ゲームを制作する際にはサウンド、画像、スクリプト、モデルなど、非常に多くのリソースを取り扱います。

それを整理するために、新しくUnityのプロジェクトを制作した後には必ずフォルダをいくつか制作しておきましょう。

Projectウィンドウ上のAssetsというフォルダにフォルダを追加していきます。

すでにスクリプトをまとめておくScriptsフォルダはすでに作成してあると思います。スクリプトの作り方

それ以外にもUnityが自動で作成したフォルダやファイルもあると思います。

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すでにある

に加えて、

を追加する。

その他必要だと感じたものは自由に追加してよい。

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シーンを作る

シーンについてはこちら Unityの用語について

いままでスクリプトを実行してきたシーンはUnityのプロジェクトを作成したときに自動で生成される「SampleScene」であったと思います。

いま開いているシーンは画面左上、Hierarchyウィンドウの下で確認できます。

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実際にゲームを作っていくシーンは新しく作りたいと思います。

ProjectのAssets内にあるScenesフォルダを開きます

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Project上の何もないところで右クリック

出てきたメニューの一番上のCreateを選択

右に出てきたメニューのSceneの中のSceneを選択

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名前を “GameScene” にする。(名前は任意)

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作れたらダブルクリックでシーンを開く

Hierarchyがこのようになっているはず

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シーンの操作方法

保存、戻るなどについてはこちらを参照 Unityのショートカットキー

Blenderとは異なる操作方法なので注意してください。(Unityのほうがわかりやすい気がする)

ゲームオブジェクト

ゲームオブジェクトの概念についてはこちら Unityの用語について

スクリプトの実行をする際に使ったゲームオブジェクトはもっともシンプルなものでした。Hierarchyの何もないところで右クリック

しかし実態がないため見ていても面白くありません。

実際にゲームを作るときにはBlenderなどで作られたモデル付のゲームオブジェクトを使用するのが一般的です。

Unityではデフォルトでシンプルな図形のモデル付ゲームオブジェクトも用意されています。

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試しに球体をシーンに配置してみましょう

Hierarchyの何もないところで右クリック

出てきたメニューの真ん中あたりにある3D ObjectのSphereを選択

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名前はとりあえずそのまま。

球体がシーン上に作られる

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Transform

全てのゲームオブジェクトは位置の情報を持っています。この情報はTransformコンポーネントに格納されています。

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Transformコンポーネントには

の項目があります。

スクリプトでの取得方法はこちら

コンポーネントの取得は自分で作成したスクリプトのみならず、Unityで用意されているコンポーネントにも使用できます。

Position

Unityは3次元空間なので座標軸は3つあります。x, z軸が平面空間(前後左右)でy軸が高さです。

この値を変更することでゲームオブジェクトを移動させることができます。

スクリプトで取得するときの型はVector3型です。transform.position